シナリオとは | ||
さて、ウチは元が作曲家なので音楽制作については、 そこそこは知っております。 (今は、もうノベル制作一本なのでやっていません) そして、今回のサウンドノベル制作でも、 ウチは図らずもシナリオ、絵、プログラムもやってきました。 さて、そこで質問なのですが、 皆さん、シナリオ、絵、プログラム、作曲の中で どれか一つをやってみろと言われたら、 一体、どれを選択しますか? 選択
――おそらくですが、大部分の方が シナリオを選択するのではないでしょうか? まあ普通はそうですよね、絵、プログラム、作曲なんて 完全な専門職ですから、素人がやれば一目瞭然です。 でも何故、シナリオは素人がやっても大丈夫だと思うのでしょう。 それは簡単な事なんです、シナリオなんて言葉が読めて書ければ、 今日から誰でも出来るからです。 しかし、ここで待ってください。 なら何故……シナリオには、 あれほどレベルの差が出るのでしょうか? どうして優劣が生まれるのでしょうか? 何故? ――これ実は、シナリオに見えないテクニックが 沢山詰まってるからなんです。 本当、ただ目に――見えにくいだけなんです。 つまり、ただ書くだけなら簡単なんです、 しかし、テクニックを駆使しながら書くシナリオは、 まさに素人には手を出せない、「職人」の一品です。 ヘヘッ そして皆さんも、どこかで 体験した覚えはあるのではないですか、 例えば、推理ものなんかで、 「あ! あの時のアレはミスリードだったんだー。 くそ、騙された!」 なんて事を。 言い方は悪いですが、 これが、まさに作者に踊らされたっていう奴です。 作者側からすれば、「計画通り」って、 ほくそ笑んでる奴ですね。 ククッ しかし、逆に読み手が上手く見抜くのも、 実は悪い事でも無いのです。 だって気持ち良いですよね? 自分だけは騙されず、作者の意図を読みぬいたんですから、 これはもうユーザーが優越感で満たされます。(笑) ……しかし、とはいえです、 何故これを高確率で出来る作者と 出来ない作者に分かれるんでしょう? 皆さんはどう思います? 私の場合、これは個人の知識、経験、いたずら心といった、 色んな細かい要素が関っていると思います。 いわゆる個性ってやつですね。 だから、同じ材料を与えても、 人によっては違うモノを作ってきます。 だから、こういう要素は、もう変えようがありません。 もし否定なんかすれば、本人自体を否定する事にも繋がり、 ケンカになったりもするでしょう。 なんじゃワレー!! しかし、出来ない作者は、 一体全体どうすれば良いの? という話なんですが、 ここは、もう普遍的な技術、 「構成力」と呼ばれるモノの出番です。 そして、構成力とは何ぞや? という事を説明するならば、 ゴミ屋敷から必要なモノ、必要ないものを分別し、 一貫性のある建物に仕立て上げるプロの技術です。 ※そこに意味のない無駄なゴミは転がってません。 例えば、高層ビルの建設には、 綿密な設計図が必要ですよね。 もし設計図が無ければどうします、困りますよね。 つまりは、そういう事なんです。 事前に綿密な計画さえ建てておけば、 やるべき事なんて自然に見えます。 そして、この構成力なんて、 やろうと思えば誰でも身に着けられるんです。 しかし、ほとんどの者はこれを無視してます。 何故かというと面倒だからです、頭を使うからです。 (だから、こういうのには専門のプロが必要なんです) プロにお任せ下さい。 そして、特に長期シナリオを練ろうとすれば、 かなりの時間を要します、資料も沢山に必要になってきます。 だからか、こういったシナリオ制作、 今はあまり見かけません。 経費、時間が無いという事もあるのですが、 大分、廃れてしまいました。 しかし、今回のTeam_PFBですが、 こういった心配はありません。 ウチは時間がありましたので、 プロがしっかり話を練っております。 なのでユーザーの皆様、ぜひ本物のシナリオを、 ご堪能して頂きたいなと思います。 (BY Team_PFB)
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野球資料など | ||
各校の思想、考えなど 食やルールもアイディアの元 基本的な戦術本、古田さんの本もある 技術とトレーニング 名前決めはいつも迷う |
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◇野球の教習本はいつのまにか100冊はあります。 この中からアイディアなどを拾って、 後のシナリオ創作のヒントを見つけるという 長い作業です。 |
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